血液透析を受ける上で命綱と言えるのがシャントです。
シャントとは短絡という意味で静脈と動脈をつないでいるから、そんな名称なんでしょう
最近ではシャントとはよばず、バスキュラーアクセスなんて呼び方をしますね。
シャントにも色んなシ種類があって、人工血管、動脈表在化、留置カテーテルがありますが今回は普通に静脈と動脈をつないだ、内シャントと呼ばれるもの自己管理です。
①音を聴く
穿刺時にシャント音を聴く透析施設もあると思いますが、自身でも1日1回は音を聴くようにしましょう。耳を当てればシャンシャンと聴こえると思いますがきちんと自身で聴診器を購入する事をおすすめします。
決して高い物でなくていいのでamazonなどで1000円くらいの安物で十分です。
静脈と動脈をつないだ吻合部から徐々に上腕の方まで聴きます、シャンシャンと聴こえていればいいですがキューキューというような高い音が聴こえたら注意です。
そこが細く狭くなっている所なので透析施設に相談しましょう。
早期発見が処置も楽に済むのでシャント音を聴きましょう。
②グーパー運動
ゴムボールやハンドグリップの握り運動が血管の発達になります。
透析関連の医療品メーカーが独自に色んな形をしたニギニギする物を透析施設に配ったりしてますのでスタッフに聞いてみるのもいいかも知れません。
昔は駆血をしてやる方法がありましたが、痛みや内出血の原因になるためやらない方がいいと思います。
③清潔にする
穿刺前に洗うのはもちろんですが、日々の生活でもしっかり洗います。
しっかり洗うといってもスポンジなどでゴシゴシではなく、手でしっかり泡立てて優しく泡で洗う感じですね。
そして洗った後はしっかりと保湿剤で保湿します。
保湿する事で肌にバリアーができて感染症からも守れます。
日焼けも厳禁で日焼けは火傷なので皮膚が炎症を起こしている状態なので感染の原因になりますので日焼け止めを塗るのもいいと思います。
汗も菌がわく原因なるので汗をかいたら、水で流したり、汗拭きウェットシートで拭くのもいいですね。
最初に書いたようにシャントは私たち透析患者の命綱なので透析施設やバスキュラーアクセス外来に通院して管理するのもそうですが、日々、自分でできる事はやるのは大事だと思います。
作り直しやPTAも辛いのでやりましょうよ。
sorabeen
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