世間では腎移植さえしてしまえば、透析生活からおさばらできて健常人のように生活がおくれるかのようにメディアとかでは流されます。
はたして、そうなんでしょうか?たぶん、そうできてる方は一握りのような方しかいないような気がします。
少なくとも私の場合はそうでした。
腎移植を受けましたが3年でダメになってしまいました。
腎移植後の生活も拒絶反応との戦いで、心が休まる日はありませんでした。
健常人というか腎不全の保存期のような生活でした。
造血ホルモンなどの注射もずっと必要でした。
免疫抑制剤の副作用もつよいもので、大変でした。
ちなみに腎移植を受けると、うまくいけば一生もののように言われますが10年の移植腎は
5年定着率の半分まで下がると言われてます。
拒絶反応が起きると様々な治療もありまして、自費治療のもありますがそれは馬鹿高い。
腎移植は確かに透析生活から離脱できる唯一の方法ですが、一生、免疫抑制剤の内服などデメリットも多くある事を知っておいてもらいたいです。
現在、在宅血液透析になって日々を過ごしておりますが気持ち的には穏やかに過ごせている自分がいます。
腎移植を決して否定はしませんが「腎不全を生きる者」として透析、腎移植など、全てをくるめて「腎不全を生きる」というか生きていくしかないいんでしょうね。
心臓や肺などと違い移植をしなくても透析を行っていれば生きられる事に感謝すべきかも
知れません。
sorabeen
0 件のコメント:
コメントを投稿