私が臨床工学技士の免許を取得して、働き出した頃は現在のオンラインHDFなどの透析液を体に入れるなんて考えもつきませんでした。
学校でも透析液はダイアライザーの膜を境に体に入る事はないと教わった時代です。
ダイアライザーの漏血などで血液と透析液が触れる事があると、大騒ぎでした。
しかし、ダイアライザーの進化と共に手根管症候群などの原因がβ2MGなどとわかり出して大口径のダイアライザーが主流になってきました。
透析液を体に入れるって事は透析液を清浄化しなきゃって事になったんです。
急に工学系の人間が透析液の最近培養やエンドトキシンの測定など、ゼロから覚えて、
学ぶ事がたくさんありました。
今は学会にいけば、清浄化やオンラインHDFの発表がたくさんあります。
透析液を使ったHDF、返血、プライミングがあたり前の時代にもなりましたね。
本当に日本の透析業界は患者さんにいいものをという追求がすごいですね。
sorabeen
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