透析を受けている患者さんは月に2回から1回の採血を受けると思いますがよく耳にするのが「今週末は我慢したから、結果いいはず」というような内容の話を聞きますがこれでいいのでしょうか?
採血はだいたい中二日後の透析時に採血すると思いますがそれは1番、数値の悪い時を
みるためなので本当ならば通常通りに食事をした値を採血するのがいいと思います。
じゃあ、何故そんな考えが定着しているのでしょうか?
それは医療者側の採血の結果に対して、悪い場合に患者側に自己管理の改善を求めてしまうからです。
でも私たち透析患者からしたら「もー無理!じゃあ、採血前だけもっと制限しよう」と
なってしまうのではないでしょうか?
それでは理想の採血結果に対する考え方として、私が考えたのは。
①透析患者さんには通常通りに食べてもらって、採血を受けてもらいます。
②結果が悪い
(Ⅰ)今回だけ悪く、食べ物の中に心あたりがる
(Ⅱ)ここ何ヶ月か高い値が続いてる
③結果に対してどう対応するか
(Ⅰ)に対しては食べたものに心あたりがあるならば、食べすぎに注意してもらう
(Ⅱ)食生活、生活環境の変化があったと考えて、透析条件の変更、内服薬の検討
でいいんのではないでしょうか?
なによりも1回1回の結果で一喜一憂するのではなく、長期中期的に結果みながらやっていくのが透析は重要だと思います。
※カリウムや貧血などの直ぐに対処が必要な数値もあります。
ただ、日本の透析医療の現状として透析条件の変更を週3、4時間、血流200から上げる事をにあまりしない所に問題があるなと思います。
(これについては日本の診療報酬にも問題があるとは思います)
sorabeen
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