2017年7月7日金曜日

(透析)透析の闇?悪き慣習?

現在の日本ではかなりの血液透析技術が進歩してきました、世界一と言っても過言ではないくらいに日本の血液透析は素晴らしいとは思いますが、そんな中でも何故か変わらない慣習が血液透析の世界では残っていますので一緒に考えていければなと思います。

①皆が皆、週3回4時間、血流200
だいぶ改善されつつあるようですが未だにこれが基本だと思ってる所は多いようです。
透析患者さんも1人1人、体格も違えば、食事内容が違うのに何故、皆同じ内容でいいのか謎ですよね。まぁ週3回に関しては日本では月14回までという縛りがあるのでしょうがありませんが時間に関しては5時間以上の算定もあるので長時間はもっと普及してもいいと思います。

血流に関してもシャント内で700ml/minくらい流れていて、その中で抜いて返しているだけなので余程の心機能が悪い方ではない限り300ml/minくらいとっても問題ないと思います。

②血圧が下がったら血流を下げる。
はっきり言って、関係ないと思います。
上記で書いたように血流はあまり心負荷にはあまり関係ないと思いますし。
たぶん、昔の血流の圧で除水がコントロールされていた大昔の慣習が残っているのかなとも思えます。

③血圧が下がったら透析をやめて、除水のみ(ECUM)に変える。
んーそこまで下がったら細胞内から血管への水分移動が間に合ってない状況とかなので除水をとめない限り関係ないと思います。

④除水量で透析時間を伸ばす
これの所為で透析患者さんの中では透析=除水みたいな考え方をさせかねない。
今の時間で引けないないならばしっかり透析時間をしっかり伸ばした時間で固定するべき。何よりも自分の自己管理に甘えが出てきてしまう、「今日は引けそうにないから延長して貰えばいいや」ってな感じになってしまうので。

ほかにもあるかな〜とは思いますが思いつかないので、何かあるよ〜って人は教えて下さい!

sorabeen


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