2017年11月19日日曜日

在宅血液透析研究会に参加!

先週末の11月11日(土)12日(日)に横浜のワークピア横浜で開催された、
第20回在宅血液透析研究会に参加してきました〜。

今回の会長は東海大学医学部付属八王子病院の角田隆俊先生です。
八王子病院だから都内とか多摩あたりだと思ったら横浜なのですね。


前日が少し遅かったので10時過ぎからとゆっくりの参加

まずは展示ブースからと思ったら少なっ!5社くらいしかなかった。
飲み物もポットに入ったコーヒーとさびしかった。

在宅の患者数は伸び悩んでますなー全国でデータを取るにしても1000人はいかないと
ダメだよなー結構、地方での在宅始めた施設も増えた感じはするのだがどうなんだろ。

この頃は大阪の施設が頑張ってる感はあるな。

(医)やまびこ会 堀江やまびこ診療所さんと腎・循環器もはらクリニックさん
大正くすのきクリニックさん

今回の研究会でも発表されてましたね。すごく、情熱を感じました。

在宅専用の透析液の検討も聞いたのですが、マグネシウムは血管石灰化防止の役割が
あるらしく透析液に含有してはどうか?なんてのは面白かったな。

長年の透析生活のせいでよくよく石灰化してますねって言われる私としては興味津々。

装置トラブルも地域柄が出るようですね。水の硬度とかで。
なかなか在宅で軟水器かましてるところは少ないですからね。スペース的にも。

ランチョンは熊本地震を経験した施設、上村内科クリニックの上村先生を聴講

在宅透析のお話ではなかったが震災時に上村先生が言っていたように「奇跡の軌跡」
がありました。移転が決まっていて新棟を建設が終わっており、旧棟が震災により透析が出来なくなったが1夜で引っ越しを完成させて透析を行えるようにしたとか。

他施設からの避難透析の受け入れ、他県からの助けに来てくれたスタッフについて、
震災におけるスタッフの心理面など、とても為になりました。

こちらの上村内科クリニックさんももちろん、在宅血液透析もやっており、震災関連は
別の時間に発表をされておりました。

他にも福岡の(医)心信会 池田バスキュラーアクセス・透析・内科さんの
発表で300km離れた遠方地域での在宅血液透析管理も面白かったです。

この症例の患者さんは女性の方でお子さんを希望されており、在宅血液透析が
できる管理クリニックさんを探しておられて300km離れたクリニックさんが
受け入れてくれました。

自己穿刺が難しいので長期留置カテーテルでの透析を選択したことで在宅血液透析
導入までの期間が半分ほどにできたようです。
300kmもの距離がありますので週末だけ通院での導入だったようですが自己穿刺の練習が
なく短い期間での導入に至ったようです。

今回の在宅血液透析研究会もそうなのですが、患者参加型の学会は良いとおもうのですが
ある病院の先生が参加している患者さんに難しくてわからないから、もっと簡単な内容にしてくれと言われたらしいのですが、これも某病院の医師が言っていたのですが「あくまで我々、医療者の為の学術集会なのである」確かにそうなんです。

なので患者参加型を継続するのであるならば、なんか他の方法も考えなければいけないのかなと思いました。

sorabeen



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