あの日から
もう7年なのか、まだ7年なのか。
あの日、私はまだクリニック勤務でした。
その日は前日が夜勤で昼前に起きて自分の透析に向かう準備をしていました。
自分のマンションは新築だったもので特に被害はなかったのですが
交通機関が麻痺して透析クリニックに向かう手段がなくなってしまいました。
透析クリニックまで10kmくらいだったので自転車でとりあえずむかう事に。
しかし、向かっている途中に透析クリニックから連絡あり安全考慮の為に今日は
夜間透析は行わないとの事。
ただ、翌日に日勤勤務が入っていたので相談しに職場のクリニックにむかう事に。
(この時、職場には電話がパンクしており繋がらないので)
職場のクリニック着いて技士長に相談したところ、安全をみながら職場のクリニックは
夜間透析を行うとの事でその日は職場で透析を受けなさいと。
余震の中、夜間透析を受けたながら。
現実とは思えない風景がTVの中に広がっていた。
その日から3日間は家に帰らず、勤務した。
クリニックの院長が被災地の知り合いから連絡を受けて被災者の透析を行う事に
なったからである。
長時間、バスに揺られてきた透析患者さんも付き添いのスタッフからも尋常ではない
疲労感を感じた。
あの日から7年、自分自身は様々な変化があった毎年、放送される被災地の映像は
とても綺麗になり復興したように感じる場所もあるが時がとまったままの様な土地もある。
自分にできる事があれば小さな事でも
sorabeen
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